ファイナルファンタジーが目指した方向は間違ってなかった?!凄い映像がE3で公開される。

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最近よく言われる「FFはムービーばっかりで退屈。」確かにそうです。いくらCGが美麗だからといってゲーム性を蔑ろにしてはゲームとしての存在価値はありませんよね。FF13を定価で購入された方にはお悔やみ申しあげます。

が。しかし。FFが7以降「ゲーム性<CG」に大きく方向転換して15年あまり…この度ロサンザルスで開催されているE3で物凄い映像が公開されました。YouTubeより御覧ください。

この動画いつものスクエニお得意のプリレンダーではなくリアルタイムレンダリングです。

まだ詳細は分かりませんがハイエンドPCでのリアルタイムレンダリングでこのクラスの映像が作れるみたいです。CG作品の出来を考える上で重要なのは「毛髪、影、空気感(埃っぽいところでの木漏れ日など)、光の反射、煙」等々です。どれもレンダリングに時間がかかる要素ばかりです。

しかし、こちらのムービーでは殆どリアルタイムレンダリングで表現できてます。光源の数がいくつあるんだ?っていうシーンでも問題なく壁に反射した光を表現できてます。キャラクターの肌の艶なんかも凄いですね。

僕がこのムービーで思うところはプリレンダーからリアルタイムレンダリングに変わることによって、JRPGと揶揄されてきた古臭いRPGから脱却できることです。なにもイベントムービー中に正座して自称アーティスト(笑)のつまらんムービーを見せられる必要はないんです。戦闘機が落下してこようが、ドラゴンが飛んでこようがイベント中に好きな場所へ移動して好きな行動をとればいいんです。ゲームの幅が格段に広がりますね。

あと、物理演算的なところがどうか分からないんですが、衝突エフェクトとかもイベント毎に変わっていく感じなんでしょうかね?一昔前にプレイしたCrysisというFPSはそういう点で面白かったです。物理エンジンの出来はプレイ中の没入感にも影響しますからね。

なにはともあれ以前から話題になってたコジプロのFOXエンジンに続いてスクエニもようやく世界レベルに追いついてきたのかなと淡い期待がもてました。ゲーム業界の「メイドインジャパン」の逆襲を楽しみにしています。

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