先日思いつきでFacebookにアップしたんですが、武蔵にあるNTT十津川ビルの「シェアオフィス、シェアハウス化」について少し書いてみようと思います。
十津川村は現在過疎に喘いでいますが、その多くの問題は「仕事」と「住居」に問題があります。
仕事があれば十津川に残るのに、住むところがあれば十津川に帰るのに、と考える若者も実際ある程度いてると思います。
僕もUターン組ですが、持ち家があったから帰郷出来たわけで、両親が仮屋住まいなら帰ることは不可能だったでしょう。
そこで、提案します。今は機械のみ動いているNTT十津川ビルをシェアハウスもしくはシェアオフィス化して若い人を少しでも受け入れる体制をとってはいかがでしょうか?
僕が思う4つの理由を以下に書き起こしてみようと思います。
1.NTT十津川ビルを活用するワケとは
やはりなんといっても、上下水道が既に整っている事です。新規に同様の建物を建築するとなると莫大な予算が必要になりますが、このようにビルの再活用となれば、必要経費は補修程度で済み大幅なコストカットに繋がります。
さらに、NTT十津川ビルがある武蔵地区には公衆浴場もあり、お風呂に関する問題もありません。
2.シェアといってもプライベートの確保は重要!
昨今よく耳にする「シェア」という言葉ですが、何でもかんでもシェアすればいいというものではありません。シェアハウスにもプライベートの確保は重要です。こういった場合、古民家など「障子一枚、ふすま一枚」で区切られた部屋ではどうしても難しいところがあります。
ところが、ビルとなれば、壁と扉でしっかり区画され、プライベートも確保されます。この点でも現実味がある話になるんではないでしょうか?
3.たとえ5人でも入居できれば地域に対する効果は絶大
若い人は金を稼ぎます、若い人は金を使います。友達を呼んで、酒のんで、タバコ吸って河原でバーベキューしたり…たとえ5人でも入居してもらえば、そこから広がる経済効果はどんな公共事業よりも「継続性」があると思いませんか?
移住から定住へ…十津川村が以前の活気を取り戻すには定住してもらう場所やその「キッカケ」を提供する必要があると思います。
4.「シェア」から広がる無限の可能性
やはりシェアの大きな利点は多くの人が低コストで負担を分割するということになると思います。よって、IT企業のベンチャーなど、活動拠点にもなりうるし、一度は外へ出たUターン組の受け皿にも成り得ます。シェアハウスやシェアオフィスというのは可能性がが一つではなく幾つもの利用価値があります。
さらに、外を経験した若い人材が入ってくることによって村のビジネスもスピード感が増し、さらに活性化に向かうと思います。
最後に…
今回の記事ではNTTの十津川ビルに限った内容ですが、他にも十津川には有効活用すべき不動産が有るんではないでしょうか?さらに、このような受け皿的なシェアハウス、シェアオフィスは日本各地の過疎に悩んでる地方において起死回生の一つの手段にはなるんではないでしょうか?
この様に、思うことをただ列挙しただけの記事ですが、僕は実際にNTT十津川ビルの耐震性や間取りを調べたわけではありません。ただ、今までとは違った価値観が十津川には必要になるんじゃないかと思ったまでです。
コメント
シェアーオフイス&ハウス
好い視点と存じます。
在所でも
集会場を シェアハウスにして
寝泊まりにも利用できないか!
限界&高齢者の在所では
シェアハウスを基本にして
気候と体調の良い時に
自宅に住まう事も
考えられないでしょうか!